本屋戦隊ヨムンジャーグリーン
弁当持参を諦める朝もまた、
少しの余裕が生じる。たとえば、
家でトーストを焼くような。
土曜はレジが混むから今日も買うのをやめようかと思ったが、
帰りに『子どもと本』を読み終えてしまうかもしれず、
「子ども」の後の「中高生と本」について考えたく、
行列の生じる前、昼休みに買っておく。
購入。
ミシマ社編『THE BOOKS green 365人の本屋さんが中高生に心から推す「この一冊」』(ミシマ社)
しかし、体調は、よくない。
水っぱなが出たと思ったら、鼻血であった。
マスクしてたので悲惨なことにはならなかったが、
お客さんの本にポタリとならずによかったよ。
「円紫さん」シリーズの最新刊。気になる。
けれど、いきなりこれから入るわけにもいかず、
クリスマスを待たずして、シリーズ入門が急がれる。
Sさん、時限爆弾が早めに爆発しちゃいそうです。
読了。
松岡享子『子どもと本 (岩波新書)』(岩波書店)
スマートフォンや、インターネットがすでに欠かせないものになっている世界に生まれてくるこれからの子どもたちは、本とどんなふうに接していくのでしょう。わからないことには不安がつきまといますが、今は、必要以上に心配するよりは、わたし自身を含めて、数えきれない子どもたちが、これまで本をたのしみ、本に喜びを見出し、実質的な益を得てきた事実を大切にして、本を読むことを子ども時代の幸せのひとつに加えてくださるよう、子どものまわりにいるおとなの人たちに訴えつづけていきたいと思います。(p.251)
子どもたちに、本を届ける場のひとつとして、
本屋さんを、育てていきたいね。