行方くらまし本を読む

清冽  - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)


それなりなスクランブル。
今日から、しばらく、なるべく、
早く帰宅することを目指して、
いつもより早く起き、
早く出かける。


けれども、朝の時間は瞬く間に吸収され、
始業時刻になったら、ほとんど、いつも通り。
帰宅時間も、ぜんぜん早くならなかった。


先が思いやられるが、まぁ、
やれるだけ、やらなければ。


気になる新刊。
又吉直樹火花』(文藝春秋
國分功一郎暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)』(太田出版


『火花』、レジで会計をした。
数字で見るよりも、自らお客さんに販売した方が、
そりゃ、嬉しいってもんですよ。ありがとうございます!
自分が読んで面白かった本は、なぜだか、積極的に展開できない。
『僕は面白かったんですけど、あなたに面白いかどうか・・・』
と口ごもってしまう。いっそ、読んでいない本の方が、
「商品」として接することができる。


なんて、甘っちょろいことを言っていては、
バトンを取り落してしまいますよ、ええ。


購入。
三浦瑠麗『日本に絶望している人のための政治入門 (文春新書)』(文藝春秋
久松達央『小さくて強い農業をつくる (就職しないで生きるには21)』(晶文社


読了。
後藤正治清冽 - 詩人茨木のり子の肖像 (中公文庫)』(中公文庫)

人間には
行方不明の時間が必要です


読み終えて、カバーをかけなおす。
のり子さんの笑顔がよみがえる。
茨木のり子の詩、その他の文章、
そして、後藤正治の本を、もっと読んでみたい。