きりのなかのとりねぐせ
家を出たら、霧。
「からだが濡れるほどの霧」とか、
「寝癖が直せるほどの霧」とかいう言葉が浮かんだけど、
いざ突入するとさほどでもない。むかし、父と登った山のことなど思い出す。
車窓から見る光景は、霧の平城宮跡。
なんだ、やっぱり霧が深いではないか。
なにか翻弄されたようで、苦いような、
甘いような。霧って、もどかしいね。
霧と言えば、昔、大学の講義で見せてもらった、
「霧につつまれたハリネズミ(日本語吹き替え版)」が欲しい。
LDでしか、ない、という話だが、プレイヤーないしなぁ。
見るだけなら、ニコ動で見れるみたいだけど。
読了。
村上春樹、安西水丸『村上朝日堂 (新潮文庫)』(新潮社)
水丸さんのカレーの話、良かった。
水丸さんのカレーの絵が表紙の、カレーが特集の雑誌、
なかったっけか。あれ、買わなかった気がするな。
こないだのテレビも見なかったしな。