あちらこちらの都で読む

POPEYE (ポパイ) 2014年 05月号 [雑誌]


車中のとも。
岡崎武志読書の腕前 (光文社新書)』(光文社)
ページめくって書影見て、あっとなる。こないだ探していた*1
片岡義男の『日常術〜片岡義男[本読み]術』*2の紹介、
ここにあった。(p.154-155)


「本を読むという目的のために旅に出るというお話」という、
なんとも魅惑的な話題の中での登場だった。覚えておけよ、俺。
ちょっと大きいけど、この『〔本読み〕術』を持って、
どっか電車で出かけてこようかな。


というか、これ、京都の古本はんのきで買ったのだから*3
そこがまさに旅先だったではないか!購入したその日のうちに、
茶店でも立ち寄って戦利品をぱらぱらする余裕を持ちたいものよ。


気になる新刊。
POPEYE (ポパイ) 2014年 05月号 [雑誌]』(マガジンハウス)


「東京」に、また住まうときが来るのだろうか。
なんとなく、「東京」を楽しめる季節は、
過ぎ去ってしまったような気がしている。
単なる感傷に過ぎないが。


雑誌の表紙の写真が気に入ったとき、
その写真が欲しいがために雑誌を買ってしまう、
ということがありそうだ。写真が欲しい、というより、
「その写真が表紙になっている雑誌を手元に置きたい」
ということなのかもしれない。物体としての雑誌の魅力。


購入。
村田喜代子縦横無尽の文章レッスン (朝日文庫)』(朝日新聞出版)
考える人『考える人 2014年 05月号 [雑誌]』(新潮社)
本 2014年 04月号 [雑誌]』(講談社


『縦横無尽の文章レッスン』親本のときから気になっていた本。
文庫化したら買おう、と思って先送りした本が文庫化したら、
まよわず買わなきゃ当時の自分を裏切ることになりませんか。
この本に関しては、それほど確信的に文庫待ちしてたわけでは、
ないのだけど、こないだ書いた、買う本を選ぶゲームの話の、
周辺の話題としていちおう、書き残しておきます。


『考える人 2014年 05月号』先日、友人に
あげてしまったものの、買い直し。翌日に東京で散財してしまったから、
ちょっぴり迷ったけれど、まぁ、これ、ぜんぜん読んでないし、
一度、脳内ゲームを勝ち残って購入に至った本なのだから。