あのヒトと、また会った。

パーク・ライフ (文春文庫)


気になる新刊。
吉田修一ランドマーク (講談社文庫)』(講談社文庫)
斎藤孝気の力―場の空気を読む・流れを変える』(文藝春秋


ゆうべ読了。
角田光代幸福な遊戯 (角川文庫)』(角川文庫)
どんどん読んでしまうね。光代を吸収。
しかしこの本に入ってる3つには、なんつうか、
いい距離感があるな。現実感とファンタジー感、
哀しさ、安心感、年齢、などが適度にちらばってるというか。
そうでもない?


車中のとも。
吉田修一パーク・ライフ (文春文庫)』(文春文庫)
パーク・ライフ」を読み終える。おお、こんな話だったか。
『文学界』に掲載されていたのを読んでいた。
あれは2002年6月だそうだ。


当時、すごく面白かったように思っていたはずだが、
芥川賞を受賞したあとに、わりと悪評を聞いた記憶がある。
そのせいか、自分でも「なんにも起こらなくて思い出しにくい小説」と、
ひきだしのどこかにしまいこんでしまっていた。


で、今回、久しぶりに読んで、面白かったよ。
電車の中で見知らぬ女の人と言葉を交わす、
っていう状況が単純にどきどきするんだろうな。
しかも、そのあと、「友だち」っぽくなってるし。


でも、あれか、女の名前を、結局知らないで話が終わるのかな。
名前も知らない友だちってのも、妙だね。
展示されている写真を見ながら、女がぶつかってくる、
ってのも、うらやましいね。名前も知らない女が。


好きな小説と思います。


購入。ブックオフ阿佐ヶ谷パールセンター店。
角田光代愛がなんだ (角川文庫)』(角川文庫)
ポイントで、23円割引。