ページしか見てない

女の一生 (岩波新書)


送品表をチェックしたあと、
こないだ買った手帳に、ちょっとだけ、
予定などを書き込んでみる。ここ何年かは、
ほんとうに両手で数えられるくらいしか書き込みがなく、
はっきり言って手帳なんて買わなくていいんだけど、
ほんの少しでも「予定」というのを意識しないと、
ちょっとマジでこの先の転落が深刻化しそうで、
前を向いて歩かねばと思っている次第。


車中のとも。
伊藤比呂美女の一生 (岩波新書)』(岩波書店

あきらめたらそこで試合終了ですよと言いたい気持ちと、あきらめたほうが楽になるとささやく気持ち、二つの気持ちが、わたしの中でもせめぎあっています。(p.158)


伊藤さん、『スラムダンク』読んだのかな。


売り切れていた雑誌が再入荷。
「誰だよ、そんな嬉しい采配してくれてんの」
と首をかしげてしまったが、いつかの僕の采配だった。
追加FAXを送ったのをすっかり忘れていた。
前も後ろも見えてない。心配だよ。


読了。
伊藤比呂美女の一生 (岩波新書)』(岩波書店


すばらし。最後の「或女の一生」も良かった。
「今のわたしが、二十五年前のわたしをターミネートしにやってくるというつもりで書き直し、
書き足した」(p.226)という、『良いおっぱい悪いおっぱい完全版』*1(中公文庫)気になる。
書き直す前の文章も読んでみたい。


車中のとも。
アニカ・トール、菱木晃子『海の島―ステフィとネッリの物語』(新宿書房


姉妹の話を読みだした。
女の子が主人公の話は、読んだことがないわけではないが、
やはり男の子が主人公の話ほどには感情移入できなかったような気がする。
あまり覚えていないけれど。今は、娘がいるので、自分が子どもの頃よりも、
入りこめるようになっている気がする。いや、案外子どもの頃は、
男女とか関係なく入っていけてたかもしれないけど。