体育の日でないなら、詩を

古本極楽ガイド (ちくま文庫)


最近、ものをよくなくす。
最近、とはここ2週間ばかりの間。
もともとなくすのは得意なほうだったが、
ちょっとひどい。もっと丁寧に生きねば。


ここ数日見つからなかったメモ束が、
発見された。嬉しい。


読了。
岡崎武志古本極楽ガイド (ちくま文庫)』(筑摩書房


第四章「全面読書生活」の初出は、西日本新聞での連載だそうな。
いろいろと読みたい本ができて、嬉しい。
八木重吉の「草に すわる」という詩が、
しみる。オカタケ師匠もぜんこーさんも、
ときどき詩をとりあげるのだけれど、
これがけっこう、いい。


中学、高校くらいは、けっこう読んだけど、
最近はもう、新しく手を伸ばしたりはできていない。
でも、こうしてオカタケさんの紹介を読むと、
詩にしびれた日のことを思い出す。
今でも、読めるだろうか。


読みたくなった本。
檀一雄太宰と安吾』(バジリコ)
太宰治グッド・バイ (新潮文庫)』(新潮社)
八木重吉八木重吉全詩集〈1〉 (ちくま文庫)』(筑摩書房
山口瞳江分利満氏の優雅な生活 (新潮文庫)』(新潮社)
辺見じゅん収容所(ラーゲリ)から来た遺書 (文春文庫)』(文藝春秋
山之口貘、山之口泉、荒川洋治山之口貘詩文集 (講談社文芸文庫)』(講談社
山田太一異人たちとの夏 (新潮文庫)』(新潮社)