邦ちゃんの声
読了。
向田邦子『無名仮名人名簿 (文春文庫)』（文春文庫）
やはり３つくらい年下に生まれて、
からかったり叱られたりしたかったのう。
まだ小説は読んでいないのだが、
どうも、今回もエッセイのほうを好んでしまいそうである、
みつよの二の舞、か。
物語よりも、その人となりや、
生に近い感情に耳を傾けたい気分。
邦ちゃんよ、邦ちゃんよ。
気になる新刊。（既刊もあるデヨ）
マーク・ボウデン、伏見威蕃『ホメイニ師の賓客〈上〉―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克』（早川書房）
マーク・ボウデン、伏見威蕃『ホメイニ師の賓客〈下〉―イラン米大使館占拠事件と果てなき相克』（早川書房）
内池久貴、Office Miyako、マイケル・ブレーズ『なぜ、日本人は? 答えに詰まる外国人の質問178 EJ BOOKS2 (EJ対訳ブックス)』（ランダムハウス講談社）
吉原勇『特命転勤―毎日新聞を救え!』（文藝春秋）
Real Design編集部『デザイナーの仕事―デザインガイドブック』（えい出版社）
岡本和明『志ん生、語る。―家族、弟子、咄家たちが語る内緒の素顔』（アスペクト）
出久根達郎『作家の値段』（講談社）
宇山あゆみ『夢のこども洋品店―1960~70年代の子供服アルバム』（河出書房新社）
永江朗『新・批評の事情―不良のための論壇案内』（原書房）
清水義範『疑史世界伝』（集英社）
中村圭志『信じない人のための〈宗教〉講義』（みすず書房）
地球の歩き方編集室『地球の歩き方 リゾート 323 ハワイ バスの旅 (地球の歩き方リゾート)』（ダイヤモンド社）
『デザイナーの仕事』、ほとんど知らないひとばっかしだったが、
ナガオカケンメイのインタビューが載ってた。
『新批評の事情』は、ざっとまえがきを読んだかぎりでは、
『批評の事情』*1に収録された批評家以外のひとについて書かれた、
まったくの新刊らしい。でも、タイトルは改訂版っぽくない？
*1:『批評の事情―不良のための論壇案内』（原書房）、『批評の事情 (ちくま文庫)』（ちくま新書）
