本を買わせようという陰謀

ムーミンを読む (ちくま文庫)


トーストを焼いて、ホットココアを作って、
さて、もう家を出なければいけない時間。
こいつを飲んで食ってくれ!と妻にテレパシーを送って、
夜明け前の空気に駆け出していく。燃えるごみの袋を持って。


車中のとも。
宇田智子『那覇の市場で古本屋―ひょっこり始めた〈ウララ〉の日々』(ボーダーインク


昨日、講談社のPR誌『本』1月号が手に入りますように、
とおまじないの意味で鞄に入れたこれを。面白い。
新刊書店員の仕事の話は、とても気になる。
普段、職場で他の人がどんな仕事をしているか、
あまり分かっていないのだ。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
猪谷千香『つながる図書館: コミュニティの核をめざす試み (ちくま新書)』(筑摩書房
鎌倉幸子『走れ!移動図書館: 本でよりそう復興支援 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房
冨原眞弓『ムーミンを読む (ちくま文庫)』(筑摩書房
能村庸一実録テレビ時代劇史 (ちくま文庫)』(筑摩書房
BRUTUS (ブルータス) 2014年 2/1号 [雑誌]』(マガジンハウス)
文藝春秋 2014年 02月号 [雑誌]』(文藝春秋


ムーミンを読む』ムーミンに手を出したら、
もう脱落して引きこもるしかなくなる、そう思って、
我慢している。怖い、ムーミンにはまるのが、怖い。
それにしても、筑摩書房の1月攻勢といったらなんだ。
まぁ、去年のちくま文庫の「本の本」攻勢と比べたら、
まだこらえる余裕があるけどな、ふっふっふ(謎笑)。


文藝春秋 2014年 02月号』またも村上春樹の書き下ろし短編。
「木野」ですって。「ペイパーバック・ライター」だったらよかったのに。
しかしこの3号連続短編掲載、2号目以降、ぼくの周りでは、
ぜんぜん評判を聞かない。最初こそ、ちょっと目にしたけど。


購入。
本の雑誌編集部『本の雑誌368号』(本の雑誌社
& Premium (アンド プレミアム) 2014年 02月号 [雑誌]』(マガジンハウス)


その代わり、と言ってはなんだが、本の雑誌の誘惑に、
負け続けの年末・年始。ちくしょう!明日、ここに戻ってくる前に、
どうせ読めないとわかっているのに今日、ここで買ってしまうのは、
なぜだ!うちの客層からすれば、明日もまだ、美しくぼくを待っているはずだのに、
なぜ、金もないのに、俺は!入荷したその日に、本の雑誌を!
買ってしまったのか?


陰謀か?誰の?
ムーミンの?