ノンフィクションという愉しみ
暖かい日だった。
本屋に寄りたくなったが、今日は帰ってきた。
読みたい本がかばんにあれば、家路も楽しい。
読了。
佐野眞一『目と耳と足を鍛える技術―初心者からプロまで役立つノンフィクション入門 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房)
インタビューで最も大切なことは、相手の言葉を正確に聞き取り、その肉声を読者がその場に居合わせたような気持ちにさせるように再現することである。(p.54)
巻末のリスト「私が推薦するノンフィクション百冊」より、
気になった本。
沢木耕太郎『新装版 テロルの決算 (文春文庫)』(文藝春秋)
宮本常一『忘れられた日本人 (岩波文庫)』(岩波書店)
関川夏央『海峡を越えたホームラン―祖国という名の異文化 (双葉文庫―POCHE FUTABA)』(双葉社)
萩原遼『北朝鮮に消えた友と私の物語 (文春文庫)』(文藝春秋)
金子光晴『マレー蘭印紀行 (中公文庫)』(中央公論新社)
開高健『ずばり東京―開高健ルポルタージュ選集 (光文社文庫)』(光文社)
本田靖春『誘拐 (ちくま文庫)』(筑摩書房)
トルーマン・カポーティ、佐々田雅子『冷血 (新潮文庫)』(新潮文庫)
開高健『人とこの世界 (中公文庫)』(中公文庫)品切れ中
本田靖春『我、拗ね者として生涯を閉ず(上) (講談社文庫)』(講談社文庫)
本田靖春『我、拗ね者として生涯を閉ず(下) (講談社文庫)』(講談社文庫)
『マレー蘭印紀行 (中公文庫)』は、文中には品切れ中、
とあるが、bk1 やamazon などでも在庫があるようだ。
『ずばり東京』は、文春文庫のを持っている。未読。*1
『人とこの世界』は、その後、ちくま文庫で復刊している。*2
その他、本文中で佐野眞一自身が自著に触れていて、
それもやっぱり、読みたくなった。
佐野眞一『完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (ちくま文庫)』(筑摩書房)
佐野眞一『完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈下〉 (ちくま文庫)』(筑摩書房)
佐野眞一『巨怪伝〈上〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)』(文藝春秋)
佐野眞一『巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀 (文春文庫)』(文藝春秋)
佐野眞一『あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 (ちくま文庫)』(筑摩書房)
佐野眞一『凡宰伝 (文春文庫)』(文藝春秋)
佐野眞一『だれが「本」を殺すのか〈上〉 (新潮文庫)』(新潮社)
佐野眞一『だれが「本」を殺すのか〈下〉 (新潮文庫)』(新潮社)
佐野眞一『業界紙諸君! (ちくま文庫)』(筑摩書房)
佐野眞一『東電OL殺人事件 (新潮文庫)』(新潮社)
佐野眞一『響きと怒り―事件の風景・事故の死角』(日本放送出版協会)
追記(100122):『響きと怒り』は文庫化してた。
佐野眞一『クラッシュ―風景が倒れる、人が砕ける (新潮文庫)』(新潮社)