ゆううつのあと、雨のあと

盤上の海、詩の宇宙


思ってた以上に降っていて、
サンダルばきか、ってくらいに右足のつま先、
濡れた。16分の電車も逃して、特急に乗る。


車中のとも。
岩楯幸雄『幸福書房の四十年 ピカピカの本屋でなくちゃ!』(左右社)


気になる新刊。
羽生善治柳瀬尚紀対局する言葉』(河出書房新社
羽生善治吉増剛造盤上の海、詩の宇宙』(河出書房新社


羽生さんの本、よさげ。将棋のことばかり考えて生きていけるの、
羨ましいな、とも思うけど、それにはやはり、それだけの強さがあってこそなわけで、
たとえば、本のことばかりで生きていくには、「棋士」と呼ばれるだけの、
「強さ」を手に入れなければならないのだろうな、と思った。


それでも、縁側将棋を楽しむことはできるわけで、
まぁ、そんなこと言っても、いちおうお給料いただいて棚をいじっているのだから、
ご隠居の暇つぶしみたいなことしてたらあかんのやけど。


購入。ブックオフジェイアール鶴橋駅店。
土方正志『震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間』(河出書房新社


ブックオフミスチル流れてたので、iPodミスチル聞いてる。
アルバム2枚くらいしか入ってない。それほど懐かしい感じもしないのはつまり、
学生気分をぞんぶんに引きずりながら40を迎えそうだということだ、ね。


今日は、いくつかの嬉しいメールがあった。
少しずつ、こころを立て直していく。
帰りには、雨も止んでいた。