休配日は、読める

何十年か振りに、朝、
家でパンを食ってでかけた。


今日は休配日なので、送品表をチェックしなくてよい。
ならば、ならばといそいそと本を出す。


車中のとも。
前野健太百年後』(スタンド・ブックス)

真っ暗な新宿の街を眺めながら、言葉を離れようか、と一瞬思った。歌詞はなんのために書いてるんだ。歌いたいから、ではないのかもしれない。(03.23)(p.145)


これは、2011年の3月23日のことば。


「詩のような 7」も読んだ。
2012年の分はあっという間に終わってしまった。


「父の気持ち」という文章が、とてもよかった。
「自分には、もう、歌を歌うことくらいしか出来ないのだな」(p.164)ということばの、
力強さ。こんな風に、自分を見つめて、開き直って生きてみたい。できない。


帰りにも、前野さんの本を読む。
「カラオケのこと」、よかった。僕も、カラオケ、好きです。
もう何十年も行っていないけど。世田谷ピンポンズのうたは、
カラオケに入っていないのかしら。


気になる新刊。
東京人 2017年 07 月号 [雑誌]』(都市出版


啓林堂書店で、面陳。パラパラしていたら、
別のお客さんで『東京人』を手にした人がいた!
僕以外にも奈良で『東京人』を気にする人がいるとは。