本読む猿の呼吸を聴こう

MONKEY Vol.5 ◆ 死者の歌――イギリス・アイルランドの物語


ちょいちょい、TLは覗いているのだが、
つぶやかない。何に対して、意地をはっているのか。
でもまぁ、読書が進んでいるので、いいの、いいの。
けれども、あたしがひとり読みこんでいても、
なんにも広がらない。それで、いいの?


車中のとも。
長田弘読書からはじまる (NHKライブラリー)』(日本放送出版協会

読書について、「どういう本を読んだらいいのか」という質問は、じつは不要な質問なのです。よくない質問によい答えはないのです。(p.53)


けれども、本屋に寄る時間や、家具屋で椅子をのぞく時間を、自分の一日のなかにつくるだけで、本のある人生の風景が見えてきます。(p.61-62)


一篇一篇が濃いので、ひとつ読み終えても、
さあ次、というふうにはなかなかならず、
読んできたところを読み返したり、
物思いにふけったりする。


購入。
柴田元幸MONKEY Vol.5 ◆ 死者の歌――イギリス・アイルランドの物語』(スイッチパブリッシング)
鷲田清一「聴く」ことの力: 臨床哲学試論 (ちくま学芸文庫)』(筑摩書房


昨日、MPはさんざん回復したはずであるのに、
またもや購入しておる。どうなっているのだろう。
初回配本の2冊が早々に旅立って後、なかなか入ってこなかった猿が、
ようやっと帰って来たので、すぐに連れて帰ることにしたのだ。


聴くことの方は、聴くことと読むことが、
通じるような気がして、もやもやと進まずにいる、
ゆっくり読むことについての考えが、深まればいいなと、
お守りがわりに購入したのだ。購書で考察が深まるかいな。