見栄とイブン
「早洗い」ボタンを押し忘れたので、
出かける時間になっても洗濯機が止まらない。
仕方ないので、帰ってきてから干すことにして、
西大寺に向かう。月に一度の鍼。
個人的業務日誌用のノートを買いに、
無印良品へ行く。洗濯物を干さなくちゃ、
と思いつつ、「ちょっとだけ、ちょっとだけ」と、
本屋さんをのぞく。相変わらず、あなどれない近鉄の本屋さん。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
夏目漱石『漱石 心 (祖父江慎ブックデザイン)』(岩波書店)
中村明『日本の作家 名表現辞典』(岩波書店)
荒川洋治『文学のことば』(岩波書店)
清水良典『書きたいのに書けない人のための文章教室』(講談社)
阿部和重、伊坂幸太郎『キャプテンサンダーボルト』(文藝春秋)
池上彰『そうだったのか! 朝鮮半島』(ホーム社)
酒井順子『オリーブの罠 (講談社現代新書)』(講談社)
柳澤健『1964年のジャイアント馬場』(双葉社)
鈴木涼美『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)
何者かに見栄をはって本を買ってしまうことがある。
前から欲しかった本を我慢してまで、高価な本や、
それほど読みたさが差し迫ってない本を買ってしまうのは、
見栄をはっているだけなんじゃないかと思う。
それでも、家に持ち帰って本棚に並べたときに、
じんわりと嬉しい気持ちになったならば、
それでもいいのではないかな。
購入。
エーリッヒ・ケストナー、小松太郎『人生処方詩集 (岩波文庫)』(岩波書店)
赤坂真理『愛と暴力の戦後とその後 (講談社現代新書)』(講談社)
家島彦一『イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータ―イスラーム世界の交通と旅 (世界史リブレット人)』(山川出版社)
今日の見栄本は、『イブン・ジュバイルとイブン・バットゥータ』です。
いや、高校生のころから、イスラム世界ってわりと気になってて、
ぜんぜん勉強してないけど、今でも気にしているのですよ。
たまには、こういう本も投入して、じぶんの中身をかきまぜたい。