コイツは高校時代の友人で

レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人


今日は、目覚めの気分が少しマシ。
まだ、背中周りや腰が痛いけれども。
バナナを食って出勤。昼もバナナ。
帰宅するころには、空腹。


空腹を感じると、蘇った気になりますね。


車中のとも。
椎名誠活字のサーカス―面白本大追跡 (岩波新書)』(岩波書店

二十歳頃に出会った非日常的体験というものは、その後の人生に相当大きく深く作用してくるもののようで、まあヘンな話、結果的にぼくはその日かなり積極的に逮捕されてよかった、と思っている。(p.99)


『活字のサーカス』を初めて読んでいるのだが、
読書案内のようで、エッセイのようで、このとらえどころのなさが
なかなかに心地よい本でござる。沢野ひとしの絵も、すばらしい。


ところで、高校時代の思い出話に唐突に「沢野ひとし」が登場する。
そんな頃から知り合いなのか!と非常にワクワクしてしまう瞬間だ。
オカタケ師匠の高校時代に山本善行さんが登場するのも同様に、
「あぁ、古い友人で仲良しの友人って、イイヨナー」と思う。


これ、たぶん、男同士のともだちだからなんだろうな、とも。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
松岡希代子『レオ・レオーニ 希望の絵本をつくる人』(美術出版社)
円谷英明『ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書)』(講談社