迷う快楽

読書の腕前 (光文社新書)


帰り道、ふと思いついて、ツイッターにて、
気になった本を全て買うという方針についてぶつぶつ。
呟いているうちに、図書費が有限であることと、
そのことはむしろ幸いであることがほのかに感じられた。


すると、それに呼応するかのような空犬さんのツイート。
「あれこれ迷うのこそ、気になったたくさんのなかから選ぶのこそ楽しいんだ」
そうですよねー、という感じ。買った途端に至福のときが終わり、
次なる逡巡へ思いを馳せてしまうのは悪い癖。


買った本も慈しみなさい。(せめて家に持って帰るまでは)


車中のとも。
岡崎武志読書の腕前 (光文社新書)』(光文社新書

あの手この手を使って読書欲を司る神経を二重三重構えで、つねに刺激してやることが大事だと私は思う。(p.143)


そうそう、昨日善行さんが言っていたが、
『ポパイ』の特集、来月号が「カレーと本」らしい。
今日、発売中の『ポパイ』で確認した。