2012-12-27 冬のプリズム 遅番。帯を外してすっきりしたこの本をかばんから取り出す。 ぐっとくるのが続けざまにきた。読む人のコンディションで、 様々に変化するのだろう。読む人が違えば、それもまた。 春、夏、秋でなく、冬の本。実にナイスな設定ですなぁ。 車中のとも。 『冬の本』(夏葉社) 荻原魚雷の「冬眠居にて」を読んで、 ニヤニヤしてしまう。魚雷節だなぁ。 ボクも冬眠したい。 大竹聡の紹介している神吉拓郎「冬」という短編も気になる。 神吉拓郎『夢のつづき (文春文庫)』(文藝春秋)所収。 今日は、上原隆から荻原魚雷まで。