冬のプリズム

冬の本


遅番。帯を外してすっきりしたこの本をかばんから取り出す。
ぐっとくるのが続けざまにきた。読む人のコンディションで、
様々に変化するのだろう。読む人が違えば、それもまた。
春、夏、秋でなく、冬の本。実にナイスな設定ですなぁ。


車中のとも。
冬の本』(夏葉社)


荻原魚雷の「冬眠居にて」を読んで、
ニヤニヤしてしまう。魚雷節だなぁ。
ボクも冬眠したい。


大竹聡の紹介している神吉拓郎「冬」という短編も気になる。
神吉拓郎夢のつづき (文春文庫)』(文藝春秋)所収。


今日は、上原隆から荻原魚雷まで。