輝く他人の青春記

目が覚めるや妻に頼まれて洗濯機を回す。
傘を持って出たが雨はやんでいた。一瞬、
引き返して傘を置いていこうかとも思ったが、
そのまま、傘を持って駅へと向かった。


自販機で飲み物購入(ホット)、
祝日休配なので送品表はなし、
ちらっとTLを追いそうになるが、
いやいや、今日は、これを読むのだ。


車中のとも。
吉田篤弘神様のいる街』(夏葉社)


「毎日が冒険だった」という言葉に合って、
よし、と思う。ゆうべ、この本を選ぶにあたって、
『いま生きているという冒険』*1からの、はっきりとした、
つながる補助線をひらめいたはずだったのだが忘れてしまった。
でも、この「冒険」という言葉が出てきたから、
もう大丈夫。(←何がよ)


古本屋の客は本を買う理由を一ダースは用意している。『運命』はその中の最後の切り札だった。(p.37)


上林暁が出てきた。
世田谷ピンポンズさんが真顔になるところを想像した。


途中の乗換え駅でトーストセット。
ひと通り食べ終えて、残すはコーヒーだけ、
となってから、本を取り出す。パンくずを、
ページの間にはさみたくないからね。


コーヒーのとも。
吉田篤弘神様のいる街』(夏葉社)


「短い旅行に出かけるときのための冬の本」(p.73)
吉田さんは、『冬の本』にも文章を寄せている。
「ホテル・トロール・メモ」を書いていた頃には、
そんな未来は想像もしていなかったことだろう。
もちろん「夏葉社」なんて出版社も、
まだ存在していなかったのだし。


読了。
吉田篤弘神様のいる街』(夏葉社)


神保町にも神戸にもそれほど思い入れのない僕にさえじんわりと美味しい文章だったので、
神保町や、特に神戸に、かな、縁の深い人が読んだら喜びもひとしおかと。


あぁ、輝く他人の青春記よ!


夏葉社らしい、こぶりで手になじむ、
持ち歩きにふさわしい一冊です。
おすすめ!