父たちよ、初心にかえれ

父たちよ家へ帰れ (新潮文庫)


起きぬけに、妻から本のことを質問され、
寝ぼけたままの頭で必死にことばをはじきだす。
うーん、必死だった。「本」というテーマが、
何か真剣にならざるを得ない気持ちにさせたのか。


「本」てのが、好き、なんでしょう、かね。


4月の苦しい日々をくぐりぬけたあとに、
漠然とした虚脱感。そして、ときおり襲う頭痛。


僕に必要なのは、日々のささやかな目標。


車中のとも。
宮脇檀『父たちよ家へ帰れ (新潮文庫)』(新潮社)


夜、高熱に苦しむ娘を夜間診療所に連れて行く。
若いお医者のことばに、ふむふむとうなずく僕。


病は気から、ということばは、
乳児には通じない気がする。


ことばを、獲得するのは、もう少し先。
そしたら、ことばを味方につけて。


そうそう、先日申し込んだ下記の冊子が届いた。
空犬編『千駄木の本屋さん 往来堂の十五年』(Studio SkyDog / 往来堂書店)


往来堂書店の「写真集」。ナンダロウさん(南陀楼綾繁id:kawasusu)、
初代店長安藤哲也さんも文章を寄せている。


空犬さんのブログはこちら。
http://sorainutsushin.blog60.fc2.com/
ツイッターの記事の幅が広すぎて、
本文が読めなくなっているのが残念。