本屋めぐって、あの頃へ

本を開いて、あの頃へ


久しぶりにゆっくり本屋さんに行った。
最初の1軒では知らない本がありすぎて、
具合が悪くなったので、早々に退散。
書店員時代、ちょっと長く休んで復帰したとき、
知らない本が多くてストレス感じたことを思い出す。


購入。
堀部篤史本を開いて、あの頃へ』(mille books/サンクチュアリ出版)
小宮一慶どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座 (ディスカヴァー携書)』(ディスカヴァー・トゥエンティワン


年末に京都に行く予定があるので、
堀部さんの本は恵文社一乗寺店で買った方がいいか、
などとも思ったが、逆に恵文社では僕が買わなくとも、
たくさん売れるだろうから、東京で早い時期に買って、
こうして日記に取り上げる方が、いいのかな、
とか考えながら、結局はただ、早くこの本を読みたい、
という欲望が一番の購入動機だ。

本の内容だけではなく、読むことへの偏愛、読書そのものについての感想文、僕なりの本の読み方について綴ったのが、ここにおさめられた24本の読書エッセイだ。本を読むという行為だけは懐かしいものにしたくない。感傷的だと笑われるかもしれないが、そんな思いがこの本の至る所に込められている。(p.5)


DAI-X出版の「仕事と生活ライブラリー」*1なんかを
思わせる軽い感じの本。新書サイズかな。すてき。
本屋さんで見かけたら、とにかく手にとって、
「はじめに」を読んでみてください。


車中のとも。
内田樹平川克美東京ファイティングキッズ (朝日文庫 う 15-1)』(朝日新聞社


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
幅允孝、千里リハビリテーション病院『つかう本』(ポプラ社
荒川洋治文学の門』(みすず書房
佐伯一麦からっぽを充たす (小さな本棚)』(日本経済新聞出版社
古井由吉人生の色気』(新潮社)
鈴木幸一『言葉の水割り ―― 酒と煙草と、ぼくの思いはインターネット』(講談社
柴崎友香見とれていたい わたしのアイドルたち』(マガジンハウス)
後藤久美子ゴクミ』(講談社
辻邦生水村美苗手紙、栞を添えて (ちくま文庫)』(筑摩書房
開高健饒舌の思想 (ちくま文庫)』(筑摩書房
中島義道ウィーン家族』(角川書店(角川グループパブリッシング)
東浩紀北田暁大宇野常寛(編集協力)『NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力』(日本放送出版協会
内田和俊『仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門 (ちくま新書)』(筑摩書房
長島有里枝背中の記憶』(講談社
ボリス・マルタン、ワンデマール・アベク『一〇〇年前の世界一周』(日経ナショナルジオグラフィック社)
ヨシタケシンスケブラック会社限界対策委員会』(パルコ)
コロナ・ブックス編集部『作家の酒 (コロナ・ブックス)』(平凡社
伊集院静作家の愛したホテル』(日経BP社)
朝倉かすみ深夜零時に鐘が鳴る』(マガジンハウス)
堺雅人文・堺雅人』(産経新聞出版
新井敏記『Coyote No.40 特集:谷川俊太郎、アラスカを行く』(スイッチパブリッシング)
ピーピーエス通信社、アマナイメージズ『世界一の写真集―完全保存版 世界名景紀行』(ピエブックス)
近藤信行『山の名著 明治・大正・昭和戦前編 (知の系譜―明快案内シリーズ)』(自由国民社
清岡智比古『東京詩 藤村から宇多田まで』(左右社)
光文社翻訳編集部『カフェ古典新訳文庫〈Vol.1〉 (光文社古典新訳文庫)』(光文社)
タオ・リン山崎まどかイー・イー・イー』(河出書房新社
三浦展、原田曜平『情報病――なぜ若者は欲望を喪失したのか? (角川oneテーマ21)』(角川書店(角川グループパブリッシング)
モト冬樹寝ない関係 (ワニブックスPLUS新書)』(ワニブックス
外山滋比古忘却の整理学』(筑摩書房
外山滋比古自分の頭で考える』(中央公論新社
本田直之しりあがり寿本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論』(かんき出版)
柳澤大輔『アイデアは考えるな。』(日経BP社)
宮田律『紛争の世界地図 日経プレミアシリーズ』(日本経済新聞出版社
松谷明彦『「人口減少経済」の新しい公式(日経ビジネス人文庫)』(日本経済新聞出版社
内田和成『異業種競争戦略』(日本経済新聞出版社
石坂泰章『サザビーズ 「豊かさ」を「幸せ」に変えるアートな仕事術』(講談社
松田久一『「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち』(東洋経済新報社
枝洋樹、林信行、小林弘人、津田大介武田徹、高須賀宣、岡野原大輔、片瀬京子、高橋秀和、亀津敦、日経BP社出版局『TWITTERの衝撃』(日経BP社)
秋山具義『ファストアイデア25 「 発想スイッチ 」 で脳を切りかえる』(二見書房)
栗原幹雄『フレッシュネスバーガー社長の成功するアイデア・ノート』(アスペクト
杉浦幸プロデュースする人』(弘文堂)
産経新聞取材班『総括せよ! さらば革命的世代 40年前、キャンパスで何があったか』(産経新聞出版


『つかう本』ただ読むだけじゃない本を紹介する本。
けっこう面白そうでした。幅さんの単著は初めて?
『文学の門』あとがき読んだら、みすず書房のやつは、
やっぱしシリーズなんですね。こいつは5冊目。
4冊目の『黙読の山』を持ってないから、
こいつは、しばらく買わないなー。こっちのが欲しいな。


『背中の記憶』写真家長島有里枝の小説集。
写真家の文章が好きなものとしては、気になる一冊。
できればエッセイのが読みたいんだけどね。


『本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論』
本田直之しりあがり寿という組み合わせは意外でした。
でもしりあがりさんも、サラリーマンと二足のわらじ時代あったしね。
ビジネスマンに対しては、たくさんアドバイスしたいことが
あるんじゃないかなー。


『アイデアは考えるな』柳澤大輔は、面白法人カヤックの。
ジェームス・W・ヤング『アイデアのつくり方』なんかも紹介しながら、
イデアについて。しかし、おれは一体、なんのアイデア
欲しがっているんだろうか、ね?


『「人口減少経済」の新しい公式(日経ビジネス人文庫)』
単行本には、随分お世話になりました。文庫化したか。