秋の微熱

手紙手帖―あの人は、どんな手紙をくれるかしら


用事の隙をついて神保町、何ヶ月ぶりでしょか。
購入。書肆アクセス
北村範史『北村範史写真集 屋上』(コクテイル文庫


書肆アクセスについて一番の思い出といえば、
「書肆」をなんて読むか、ずーっとわからなかったということ。
たしか、漢和辞典で調べたような記憶が。


「本」の環境について、よりよくしていきたいと思っているはずなのに、
自分の、書肆アクセスに対する熱の低さが、気に食わない。
食わないが、これが僕の熱なのだ。


せめて、一冊買うことくらいしか、できなかった。


書肆アクセスで気になった本。
季刊 「ほんまに」第4号*1
青木正美『悪い仲間考』(日本古書通信社
八木福次郎古本蘊蓄』(平凡社
堀切直人書遙游 (堀切直人コレクション)』(右文書院)


気になる新刊。
北山哲『なぜ夜に爪を切ってはいけないのか―日本の迷信に隠された知恵 (角川SSC新書)』(角川・エス・エス・コミュニケーションズ
いやあ、また出ましたね、新書が。
しかし、角川のグループは、どういう関係なんでしょか。
ちっともわからん。角川書店とは関係ないんだろうか。
とりあえず、oneテーマ21の質が維持されれば、よし。
とはいえ、このタイトルは、気になりました。
夜中に爪を切るの、ためらいます、今でも。


読了。
木村衣有子手紙手帖―あの人は、どんな手紙をくれるかしら』(祥伝社
実は、ほんのちらちらとしか読んでいなかった本。
一気に読み終える。各章ごとのコラムがよかった。
「二月空」というユニットも気になる。
魚喃キリコの切手、欲しいです、僕も。