ピストルの鳴る前に。
「ココロ」の扱い方に、ちょっと問題があるんじゃないか。
というのが、最近の、ぼくのささやかで大きな関心ごと。
借りてきた。
中村邦生『いま、きみを励ますことば―感情のレッスン (岩波ジュニア新書)』(岩波書店)
尾崎真理子『現代日本の小説 (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房)
車中のとも。
内田樹『期間限定の思想―「おじさん」的思考〈2〉』(晶文社)
p.90「子どもたちはなぜ街で坐るのか」に、
ひどくうなづく。「坐る」が「座る」じゃないのにも、
なぜか、うなづく。なんか外っぽくないですか。
漢字の成り立ちは、知らないけれど。
第一章「街場の現代思想」は、女子大生(?)を相手に、
ウチダ先生が講義するかたちをとっていて読みやすい。
アジサカコウジの四コママンガが、いいタイミングで合いの手を入れる。
この本が、たぶんぼくが最初に内田樹を読んだものだが、
再読の今回も、ずいぶんと愉しんでいます、ハイ。
さて、師走へと、走り出しましょう。
準備は、もうできてますよ。