まる子のいない世界で無職

あたらしい無職 (SERIES3/4 2)


引き継ぎもあり、今日から新しいお店へ。
時間がギリギリのところATMでお金をおろし、
定期券の発行などもすませて電車へ駆け込む。


車中のとも。
堀江敏幸その姿の消し方 (新潮文庫)』(新潮社)

あなたの詩人探索は、まだつづいているのでしょうか。(p.95)


「始めなかったことを終えること」の、スリル。
「その手の解説書がにわかに増えた人的な過酷事故後の今般」(p.117)とは、
311後の世界を指しているのか。巻末に、単行本の刊行が平成28年1月とある。
来年以降は、ますますその距離感があやふやになる平成表記。2016年1月か。


身につけるべき全体が見えないまま、
手あたり次第にあれこれと訊ね、メモをとる。
時間が来たから退勤する、という、これからは、
あまり手にすることができないだろう恩恵にあずかり、
ちょっとだけ、古本屋さんをのぞいて帰る。


購入。一色文庫。
丹野未雪『あたらしい無職 (SERIES3/4 2)』(タバブックス)


TLにて、さくらももこの訃報に触れる。