台風になら、負けとけ

高校図書館デイズ: 生徒と司書の本をめぐる語らい (ちくまプリマー新書)


まだほとんど降ってなかったからゆうべ用意した長靴とかやめて、
ほぼ普通の装備で小走る俺の持っている傘は壊れている。


読了。
成田康子『高校図書館デイズ: 生徒と司書の本をめぐる語らい (ちくまプリマー新書)』(筑摩書房


私がかつて本とともに幸せな時間を過ごしたように、彼らもまたその時間を手にしていました。創造力を満たし、好奇心を呼び覚ますひととき。自分でどこまでも行ける喜びを味わっています。そして、本を読む<孤独>に浸っています。温かな孤独です。この孤独は魅力的です。(p.203)

最後、あと少しのところで、ずいぶんと足踏みしてしまった。
壊れた傘を差して、店へ向かう。なんだか、台風を見失ってしまった気分。


TLで、ちらほら台風休業の宣言を見かける。
賢明だ。こちらはいちおう、仕事をまっとうして、
壊れかけの傘で雨風に突撃。駅に着く前に完全に壊れた。
なんだか3分でも早く近鉄奈良までたどり着きたい気持ちで、
鶴橋から特急に乗ってしまう。TLを眺めているうちに到着。
駅の売店で傘を買い直して、帰る。


気になる新刊。
野矢茂樹大人のための国語ゼミ』(山川出版社