棚を耕せ、問いをまけ。

「考える人」は本を読む (角川新書)


ゆうべ恐れていた寝坊。
しました。迷わず特急に乗りこむ。
パンを食べ、送品表をチェックし、
本も読む。まだ、遅刻かどうかは、
分からない。鶴橋での乗換え次第。


車中のとも。
山田ズーニーあなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)』(筑摩書房


「いい『問い』をどうやって見つけるか」のところ。
「問いの洗い出しワーク」、「問い100本ノック」の話。
問いの向かう「テーマ」のリストアップだけで、
何日も遊べてしまうなぁ。3つの軸の話も、
ふむふむ、となる。空間軸・時間軸、
最後のひとつは、人間軸、なんてな。

問いを発見しよう。あなたが抱く問いには、かけがえのない価値がある。(p.84)


乗換え成功。
間に合いました。


週末の、担当ジャンルの売上低迷に動揺。
けれど、農業メタファーがなぜか頭に覆いかぶさってきて、
『収穫が少ないからといって、慌てふためいてもしょうがない』と、
謎の諦念が胸に宿る。棚を耕し、「種」をまくしかありませぬ。


購入。
考える人 2017年 05 月号』(新潮社)
河野通和『「考える人」は本を読む (角川新書)』(KADOKAWA


『考える人』最終号、ちょっと迷っていたが、
「考える人」は本を読む、なんて言われたら、
なんか、2冊まとめてレジに持っていってしまうじゃないですか。


ミシマ社のアレ*1があれば、完ぺきだったのだけど、
うちの店には在庫がないのでした。

*1:河野通和『言葉はこうして生き残った』(ミシマ社)