入荷なし、花の下にて本を読み

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)


ゆうべのこと。


寝る前になぜか『仕事のお守り』*1を手にしてしまい、
あちこち拾い読みしていたところ、山田ズーニーの本が読みたくなり。
探書リストに放り込もうかなぁ、と頭の隅で考えながらも、
目は本棚に並ぶ文庫の背表紙を順番にたどっていた。
あった。持ってた。鞄に入れた。


今朝は、送品表チェックはなし。
さっそく本を取り出す、その前に、
車窓からの桜をチェック。うっかりして、
佐保川のところは通りすぎてしまったが、
平城宮跡の桜は見ることができた。よし。


車中のとも。
山田ズーニーあなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)』(筑摩書房

わかってもらえないと思うとき、落ち込んだり、相手をうらんだりする前に、二つ自問してみよう。わかってもらうために、自分はどんなことをしてきたか?自分は人のことをわかろうとしているのか?(p.33)


あまり気負いがなかった「休配日勤務」だったが、
思ってた以上にたまっていた作業が片づいた。
退勤後、心斎橋へ出て、最後のリハを楽しむ。


あとの平日、本棚の間をさまよいながら、
体内に宿る作品を発酵させる。来週末、
お客さんにお出しするのだ。


車中のとも。
山田ズーニーあなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)』(筑摩書房


p.48の質問に「おや?」と思った。p.53の質問群に遭遇して、
「あっ!」と思った。この本、読んだことあるみたいだよ?
そうだよ、この質問群、いいんだよ!忘れてたよ!
ミニノートに、10個の質問を書きうつす。


明日の自分、現実的に考えて、最悪のシナリオは?


今夜、このまま寝るのが遅くなって、昼過ぎまで爆睡。
仕事をすっ飛ばす。職を失う。うう、最悪だ。


明日の自分、現実的に考えて、最良のシナリオは?


仕事がすっきりかたづいて、『考える人』と、
『「考える人」は本を読む』を買って帰る。


とにかく、早く寝ることだ。
ガラケーのアラームをセット。

*1:仕事のお守り』(ミシマ社)