贈り物に夜更けの読書

誘拐 (ちくま文庫)


今朝は娘がやたらと早く起きた。
「オタンジョウビオメデトー」と言ってくれる。
今年は君が一番乗りだよ。ありがとう。


感動に浸る間もなく、Gが出没。
寝起きのにぶい体では、仕留めきれず。
あぁ、これがほんとのGW、と、肩を落として出勤。


連休最終日。
まぁ、ことしも通常通り、ずっと出勤だった。
祭日休みの仕事とは、このまま、
縁がなさそうだなー。


車中のとも。
本田靖春誘拐 (ちくま文庫)』(筑摩書房


昨日読み終えた『紋切型社会』*1に出てきた本、
確かあったはずだ、と、ゆうべ本棚を漁ったら、出てきた、出てきた。
買ったまま読めずにいた「焼けぼっくい」に火をつけてくれるのもまた、
本であることが多い。だいぶ前に買ったのに、なかなか手に取るに至らなかった一冊。


そうして休憩時間にも、『誘拐』を読む。
脅迫電話がかかってきた。読まずにはいられない。
吉展ちゃんは、4歳。ひとごとではない。


妻からメール。娘の声援のおかげもあって、
Gを退治したとの報。あぁ、母は強し。


購入。
國分功一郎暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)』(太田出版
里中哲彦、遠山修司『ビートルズを聴こう - 公式録音全213曲完全ガイド (中公文庫)』(中央公論新社


帰宅すると、妻子が大きなケーキを作ってくれていた。
感激。満腹。ありがとう。


夜遅くなってから、ふと、『誘拐』を手にしたら、
止められなくなってしまった。


読了。
本田靖春誘拐 (ちくま文庫)』(筑摩書房


読み終えたら、午前3時半を過ぎていた。
娘の寝息を確かめて、眠りに落ちる。


いただきました。
千葉聡『今日の放課後、短歌部へ! (単行本)』(KADOKAWA/角川学芸出版