買ったばかりの本を開けば

タルト・タタンと炭酸水 (新鋭短歌シリーズ)


雨があがっていたので、稽古のあとに本屋さんに寄る。
空腹が少し心配だったが、あまり長居もできないし、
かえって好都合かもしれないと、そのまま突入した。
店内で感じたさまざまな思いは再現できない。
今夜もまた、いい彷徨だったとだけ、記そう。


購入。スタンダードブックストア@心斎橋。
竹内亮『タルト・タタンと炭酸水 (新鋭短歌シリーズ)』(書肆侃侃房)
岩崎航、齋藤陽道『点滴ポール 生き抜くという旗印』(ナナロク社)
河野真、長野一哲、荒井美名、楠元武久、日本ブックカフェ協会『ブックカフェを始めよう!』(青弓社


本を買った日は、帰りの電車で、買ったばかりの本を開こうか、
読みさしの本を開こうか、悩ましいところ。生きていくための幸せは、
それほど大きくなくていい。あぁ、あれだね、「情熱の薔薇」だ。
思い出した曲をすぐに聞けるのも、小さな幸せのひとつ。
iPod で人生の哲理を復習する。


鞄をのぞきこんで、買ってきた本を取り出した。
この胸のときめきよ!やはり、買ったばかりの本の威力は、すごい。


車中のとも。
竹内亮『タルト・タタンと炭酸水 (新鋭短歌シリーズ)』(書肆侃侃房)


タイトルと装丁と、後手の君待つ歌にしびれて。