雑貨店なのに面白い本屋さん

山陰旅行 クラフト+食めぐり (おんなのたび)


遂に、というほどの意気込みでもないですが、
アンジェラヴィサント梅田店を訪問。*1
「まぁ、基本雑貨屋だよね」という気分はいつの間にか雲散霧消して、
欲しい本の群を前に時間を忘れてウロウロしてしまいました。


なんというか、普通に「面白い本屋さん」でした。
業態のこととか詳しいことはわからないけど、
こういう「本屋さん」が成功するのであれば、
他の会社でも追従してもらいたい、と思いましたよ。


でも、ポイントカード、書籍は対象外、というところで、
「よく分からないけど、再販制度め、ちっ」と思いましたよ。
雑貨など書籍以外の商品の影響を考えなくても、
本だけでもしっかり魅力的なお店でした。


以前に京都はアンジェ河原町店のスタッフさんに、
「本がお好きでしたら梅田店はおすすめですよ」と
言われていたのだが、納得です。大阪に来たときは、
また行きたい。ハービスエント自体も面白かったし。*2
新宿店にも行ってみよっと。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)←ていうか既刊がすごい。
藤子不二雄A、藤子・F・不二雄藤子不二雄A 藤子・F・不二雄 二人で少年漫画ばかり描いてきた (人間の記録 171)』(日本図書センター
南伸坊糸井重里黄昏 (ほぼ日ブックス)』(東京糸井重里事務所)
白洲正子鶴川日記』(PHP研究所
Lakshmi・Bhaskaran、山田聡子、バベル『WHAT IS MODERN DESIGN?』(ビー・エヌ・エヌ新社/BNN新社)
甲斐みのり、奥野美穂子『京都・東京甘い架け橋―お菓子で綴る12か月の往復書簡』(淡交社
ささめやゆき『十四分の一の月』(幻戯書房
川口葉子屋上喫茶階』(書肆侃侃房)
ヘンな間取り研究会『ヘンな間取り』(イースト・プレス
黒田薫『焚き火の焚きつけ』(つり人社
緑ゆうこ植物になって人間をながめてみると』(紀伊國屋書店
益田ミリ週末、森で』(幻冬舎
野田善子一生つきあいたい万能キッチン道具「野田琺瑯」の本。 (MARBLE BOOKS)』(マーブルトロン)
文化系女子のための少女漫画案内』(mille books)


人間の記録 171』「「二人で少年漫画ばかり描いてきた」というサブタイトル(?)。
こんなシリーズあったのですか。シリーズ他の本も気になるところ。
こちらのブログで詳しく紹介してありました。
見えない道場本舗:
藤子不二雄(コンビとして!)の「二人で少年漫画ばかり描いてきた」が復刊!」
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20100203#p2


『WHAT IS MODERN DESIGN?』デザイン史、帯にバウハウスとあれば、
とりあえず目がいく。近年のデザインで影響を受けているものとの関連が、
「へー、そうなんだ」と楽しい一冊。でも、ほんとに影響なんだろか、
というところは、素人目には判断つかないけれども。


『十四分の一の月』とにかく絵の魅力がすごい。
幻戯書房の素敵な本を、ぽんっと買える財力があればなぁ。
いや、財は無いのに買ってしまうだけの胆力があればなぁ。


『ヘンな間取り』これ、『間取りの手帖』とは、
何の関連もないんでしょうか。佐藤和歌子さん的には、
何の問題もないんでしょうか。「的には」という表現は、
あまり良くないと言われているようですが、
僕はついつい使ってしまいます。


『文科系女子のための少女漫画案内』
表紙は、カンバラクニエ



購入。(妻が)
江沢香織『山陰旅行 クラフト+食めぐり (おんなのたび)』(東京地図出版)
H・A・レイ、石竹光江『じぶんでひらく絵本 〈全4冊〉』(文化出版局


山陰旅行』自分でもいいなーと思ってたら、妻が。
まあ、結婚していたら、もう「自分の本」とか、
境界線は、ないようなものですけどね。
コヅカイから支払うか否か、程度の。


で、『山陰旅行』ですが、鳥取県島根県の旅案内。
「窯元をはじめとした作家の工房・アトリエ、雑貨店、ギャラリー、
カフェ&喫茶店、パン屋、そしておいしい食事処から宿泊施設まで」
と、いうことで、ほとんど行く機会がなさそうな山陰だけに、
魅力が三倍増しにも感じられる。やっていけてるのだろうか、
という正直な気持ちを押し殺しきれない。


DOOR BOOKSTORE (島根県松江市)が気になる。(p.106)
いつか、訪れたいお店です。山陰旅行、計画するかー。


元住吉に帰ってきて、工事の囲いが取れた住吉書房に、
「おおー」と釘付け。新店オープンのようで、わくわく。
がんばって欲しいですな、本屋さん。明日から、
1階部分もオープンですよ。素敵だ。


ていうか、小さな町の本屋さんかと思ってたら、
案外、でかい会社だったよ住吉書房。失礼しました。
「キックオフ!"読書のまち かわさき"」というタイトルで、
川崎フロンターレの選手が選ぶ15冊の本の紹介冊子を配布してました。
住吉書房公式ホームページ:http://www.books-sumiyoshi.co.jp/index.html


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
西成活裕シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則』(朝日新聞出版)
工藤公康限界を作らない生き方 2009年、46歳のシーズン (Brown’s Books)』(幻冬舎
さとうひでのり『1枚のシートでササッとアイデアが出る!技術』(すばる舎
森健『脳にいい本だけを読みなさい!― 「脳の本」数千冊の結論 (Kobunsha Business)』(光文社)


『シゴトの渋滞』これは、以前にツイッターで見かけた本。
パラパラした限りでは面白そう。即効性はないかもですが、
こういうずらした視点で日常を見るって、楽しそう。
渋滞学 無駄学 西成活裕http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/tknishi/


『脳にいい本だけを読みなさい!― 「脳の本」数千冊の結論』
脳に関する本について、いろいろ言ってくれている本。
この著者は脳科学者ではなく、ジャーナリストらしい。
脳科学者が書いていたなら、(よく分からないけど)、
派閥的な(また「的」使っちゃってるよ)色眼鏡とかありそうだけど、
とりあえず、感情的な何かは避けられているんじゃないかな、と。


おいらの好きな生活人新書に入っている築山節さんの3冊は、*3
脳の本というより自己啓発の本、と評されていて、
なるほど、それでおいらが好きなのね、と複雑な気分。
(なぜだか、今日の日記にはカッコが多いな)


かなり網羅的に脳の本を読んで書いているっぽいので、
どの脳の本を読んでいいか分からないから、ひとつ、
腰を据えて「脳の本」とはなんぞや、というところから、
じっくり考察してみたい人は、読んでみたらいいのではないかしら。


てっとり早く、「おすすめの脳本ベスト5」とか、
「読んではいけない、トンデモ脳本」みたいなコーナーはないです。
腰を据えて、じっくり考察してみたらいいんじゃないかしら。
茂木健一郎について書いてある部分もありました。(←読んでない)


購入。
邑ネットワーク『FC2ブログではじめるこだわりブログ 第3版 (FC2ブログ公式ガイド) (FC2 BLOG公式ガイド)』(翔泳社

*1:京都 河原町にある雑貨店 アンジェのウェブサイト:http://www.angers.jp/

*2:HERBIS ハービス:http://www.herbis.jp/

*3:築山節『脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)』(日本放送出版協会)ほか