叔父になりたい

LIFE あつまる。 (Hobonichi books)


29日、31日の雑誌の入荷数を見て、驚愕。
まるで、本屋が滅びる最後の数日間のような。


退勤後、環状線に乗ったまま鶴橋を通過、
天王寺駅で初めて降りる。阿倍野との関係を、
よく分かっていないので脳をシロクロさせながら。


購入。スタンダードブックストア@あべの。
飯島奈美LIFE あつまる。 (Hobonichi books)』(東京糸井重里事務所)
永江朗おじさんの哲学』(原書房


店員さんに、『LIFE あつまる』を探してもらった。
「こないだまで積んであったんですけどねー」と言いながら、
探す店員さん。検索機をたたく前に棚に足を運んでくれる場合、
見つかることが多い気がする。そして、1冊残っていたのを発見。
ちょっと上のほうの棚だったので、小さいおじさんのぼくには、
ひとりで見つけることは難しかったかもしれない。ありがとう。


雑貨もたくさんあって、ホームセンター的興奮も味わった。
新潮文庫星新一のキミドリの背表紙をあんなにたくさん見たのは、
実に久しぶりであった。いろいろと気になった本があったのだけれど、
こないだの堀部さんの「店内ではメモらない」ということばに、
今日はなぜだか縛られてしまって、思い出せなくはないが、
まぁ、書かなくてもいいか、という気分なので、
今日は、気になった本を、ここに記しません。


帰りの電車で、『おじさんの哲学』をぱらぱらと。
一人称を「ぼく」から「私」、「私」から「ぼく」と、
行ったり来たりした心境の変化のくだりが面白い。
永江さんの本、けっこうご無沙汰しているなぁ。
ていねいな感じが、自分の考えるスピードに添ってくれて、
とても親切なかんじがする。「おじさん的」ありがたさなのかい?


ぼくは一人っ子なので、
叔父さんにはなれない。