珈琲屋で暇をつぶしてみたかった

あのとき、この本


午前中、鍼に行く。
帰りに、近鉄百貨店の本屋に寄る。
ここの本屋さんは、文芸書や本の本、エッセイ、
文庫・新書の新刊など、けっこう気になる本チェックに重宝する。
岩波新書の新刊とか並べている本屋さん、減った気がするもんな。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
男の隠れ家 2014年 05月号 [雑誌]』(三栄書房
石田千夜明けのラジオ』(講談社
石井桃子新しいおとな』(河出書房新社
松浦弥太郎ほんとうの味方のつくりかた (単行本)』(筑摩書房
鷲田清一「自由」のすきま (単行本)』(KADOKAWA/角川学芸出版
岩波明精神科医が読み解く名作の中の病』(新潮社)
松久淳中級作家入門 (中級新書 1)』(KADOKAWA/角川書店
中澤日菜子『お父さんと伊藤さん』(講談社
中川翔子ねこのあしあと』(マガジンハウス)
安野光雅空想工房の絵本』(山川出版社
細野晴臣、中矢俊一郎『HOSONO百景』(河出書房新社
柳澤健1985年のクラッシュ・ギャルズ (文春文庫)』(文藝春秋
松浦弥太郎ぼくのいい本こういう本 (朝日文庫)』(朝日新聞出版)
荒井良二ぼくの絵本じゃあにぃ (NHK出版新書)』(NHK出版)
河野至恩『世界の読者に伝えるということ (講談社現代新書)』(講談社
坪田耕三『算数的思考法 (岩波新書)』(岩波書店
甲野善紀古武術に学ぶ身体操法 (岩波現代文庫)』(岩波書店


『男の隠れ家 2014年 05月号』特集は、
「本に出会う空間、本と過ごす時間。」
『男の隠れ家』の本特集は、以前に買った2冊を比べて、
「あれ、あんまし、中身変わってない?ていうかぜんぜん読んでない?」
と思ったことがあったので、うっかり即買いしないよう警戒している。


おそるおそる中身を見てみると、地方出版についての記事や、
ふっくらとしたオカタケ師匠の姿も見えて、ちょっと気になる。
関西の方のお店も、ちょいちょい載っている。今日は、保留。


『お父さんと伊藤さん』てな、なかなかにステキなタイトル。
気になる。同棲カップルの年齢設定や、そこに父同居という状況が、
とても気になる。学生時代なら、たぶん気にならなかっただろうな。
自分の年齢・環境が変わっていくと、気になる本も変わっていく。
できれば、気になる対象は、ずっと本でありたいとは思うけど、
そのうち、本とかより、他に関心を注ぐものが出来てしまうのかもな。


購入。近鉄ブックセンター奈良店。
「この絵本が好き!」編集部、こうの史代あのとき、この本』(平凡社


昨日の、堀部さんのお話にあったメモを取らないマナー、
首の後ろにヒヤリとしたものを感じながら、メール下書きに。
もうひとつの、「一冊は買っていく」というほうをクリアして、
なんとか自分の背中をさする。まぁ、僕は自分の店でも、
携帯に書名をメモるくらいはOK、と思ってるので。


ところでこの、『あのとき、この本』ですが、
ツイッターで知って気になっていた本、ぱらぱらすると、
豪華な執筆人もさることながら、こうの史代のマンガが、
すごく魅力的でそれだけを追っかけてずいぶん時間を取られた。
途中で、「おい、もう買え買え、行くぞ」と自分の肩をたたく。
つっても、案外、立ち読みのときが一番集中できていて、
一番、面白く本を読んでいたりするんですけどね。


保育園に提出する書類のことを気にしながらも、
ボリクコーヒーに立ち寄る。2度目のカウンター。
今日も、コーヒー。手帳に予定を書いたり、3月の、
何をしたかをメモしたり。手帳って、ぜんぜん活用してない。


ボリクコーヒーのとも。
サリンジャー村上春樹フラニーとズーイ (新潮文庫)』(新潮社)


本も、読んでみた。しかしあれだね、
今日のコーヒータイムは、「休みの日に、ちょっと一服」を、
とにかくクリアするぜ!というアリバイ作りの感が多すぎて、
いまいちきちんとリラックスできたかは疑問だ。
お腹すいてなくて、ケーキも食べなかったし。


おむつを買ったりわたわた帰宅して、
さて書類を、と思ったが、娘の写真がない。
コンビニでSDカードからプリントしようと試みるも、
ちょうどいいサイズが出なくって、あえなく撃沈。
先生に謝って、後日提出に。(書類も1枚不足していた)


夜、欲しいと思っていた『岡崎武志挿絵展』が限定300部と知って、
あわててトマソン社へ購入申し込み。既に署名入りは在庫なし。
いつか、師匠から直接サインいただけるかな。
善行堂でも買えるみたいだが、京都にはいつ行けるか不明なので、
ネットで1冊押さえておく。善行堂に署名入り残っていたら、2冊目買う。