辞書を読も
具合悪が多少よくなった。
電車の中での読書は、やはりはかどる。
ときどき、パンをかじったりした。
ブックオフをいくつか回った。
読了。
飯間浩明『辞書を編む (光文社新書)』(光文社)
とても面白かった。
『三国』第7版の編纂のさなかにこの本を書き上げたのは、
お見事!ぜひ第7版発売に読むことをオススメします。
その方が辞書編纂の実況ライブ感が抜群だと思います。
(三省堂国語辞典第7版は2013年末に刊行予定)
あわせて、『三国第6版』を、もっともっと、
開かなくっちゃなー、と思った。
車中のとも。
ブルボン小林『マンガホニャララ (文春文庫)』(文藝春秋)
面白い。意味ありげな傍点の多さがやや気になる。
ムラカミハルキ風味のパロディとかなんじゃないかと邪推するも、
そのふざけ具合が腑に落ちなくて悶々。しかしそれは些末なことで、
すいすい読めばニヤニヤを押さえるのが大変なくらいの。
少年ジャンプ全盛期に十代を過ごした僕が、自ら購入したジャンプコミックスは、漫☆画太郎のデビュー作『珍遊記』第一巻だけだ。その絞り込みは、僕の書棚の見所でもある(網羅することだけが本の醍醐味ではない)。(p.77)
人気漫画の第一巻だけを読み始めた知人がいるそうだ。
ちょっとやってみたい気がする。上記引用の、
禁欲的な絞込みもすごい。今現在のこだわりでなく、
おそらく当時から一冊しかなかった、というのがすごい。
なんやかんやで、ぽろっと買ってしまったりしない?
しかも、中途半端な巻数を1、2冊とか。
気になる新刊。
『BRUTUS (ブルータス) 2013年 6/1号 [雑誌]』(マガジンハウス)
購入。ブックオフ大阪今福店。
椎名誠『岳物語 (続) (集英社文庫)』(集英社)
椎名誠『自走式漂流記―1944~1996 (新潮文庫)』(新潮社)
長嶋有『パラレル (文春文庫)』(文藝春秋)
丸谷才一:編『私の選んだ文庫ベスト3 (ハヤカワ文庫JA)』(早川書房)