月曜日の粗忽

父子手帖


レジシフトをカンチガイして、
休憩に出るべき時間をスルーして、
「行ってきまーす」と声を発したとき、
わたしのレジタイムはすでに始まっていた。


先月もやっていた。同じく月曜日。
月曜日は、要注意だ。


車中のとも。
ジョン・B・チョッパー父子手帖』(ビジネス社)

「赤ちゃんが初めて外に着ていくのだから、綺麗な洋服を着させてあげたい」という奥さんの気持ちを、ぼくは知る由もなかった。(p.29)


こういうのを読むと、
記録しておきたかったなー、と思ってしまうが、
たぶん、俺には無理だったろうな、と言い聞かせて、
他人の記録からの連想で、記憶をたどってみたりする。


妻子の退院の日、俺は仕事だったっけか。