雨も降れば陽射しも注ぐ

エーリヒ・ケストナー 謎を秘めた啓蒙家の生涯


妻が娘を連れてともだちに会いに行ったので、
ちょっくら奈良のほうへ散歩にでかけた。
新刊本屋から古本屋へと冷やかしてたら、
智林堂書店にいるときに、
バラバラバラと大きな音。


雨か?
雨だ!


晴れ間が見えるのに、土砂降り。
なんだ、この天気。干しっぱなしの洗濯物を思いながら、
けれどかなり長い間、雨宿りを余儀なくされた。
帰ったら、しっかり濡れてました、娘の布団。


購入。フジケイ堂もちいどの店。
河合隼雄縦糸横糸 (新潮文庫)』(新潮社)


購入。智林堂書店。
エーリッヒ・ケストナー高橋健二ケストナーの終戦日記―1945年、ベルリン最後の日 (福武文庫)』(福武書店


下鴨納涼古本まつりで出会えなかったこの本が、
こちらにございました。智林堂さんは、『人生処方詩集』を置いてあった店。
うーん、やるな、さすがだ。他にも欲しい本が何冊か見つかったが、
ちょっと今は、そんなに買えないから、またいつか。


妻と娘が帰ってきて、三人で図書館に行った。
もう靴を履いて走り回る娘を妻に任せて、
しばし背表紙を睨む。真剣な顔で睨む。


借りた。奈良県立図書情報館。
スヴェン・ハヌシェク、藤川芳朗『エーリヒ・ケストナー 謎を秘めた啓蒙家の生涯』(白水社
赤木かん子子どもに本を買ってあげる前に読む本』(ポプラ社


エーリヒ・ケストナー 謎を秘めた啓蒙家の生涯』
これ、こないだ下鴨納涼古本まつりで見かけた本でした。
古書となってもさすがに高価過ぎて手が出なかったのですが、
すぐに再会できて嬉しい限り。でも厚さも相当あるので、
せっかく借りたけど読みきれるかどうか。