なぜ買うか、今でしょ。(←誤用)

清須会議 (幻冬舎文庫)


オカタケ師匠の『蔵書の苦しみ』*1に載っていた、
羽鳥書店さんの話を出掛けに妻と話す。
自分も「買う」というところをかなり重要視しているな、
という。それは、「読む」とは切り離された快楽で、
「集める」とも独立している気がする。


ただただ、その本を評価する、もしくは、「私はその本を
評価している人間だぜ」ということを自他にアピールする、
そういう証として「お金を払って本を所有する」、そこに、
なにがしかの快感を感じる。ぼくの場合、現在のところそれは、
リアル書店でしか感じることができないわけだが。(←なぜだ)


車中のとも。
永江朗インタビュー術! (講談社現代新書)』(講談社


自分の身に、インタビュアーの役目が降ってくるたび、
この本を読み直している。大変、お世話になっております。
そして、終盤の「インタビューを読む」というところを、
「あー、そういえば、こういうの書いてあった!」と、
毎回、思い出す。開高健の『ずばり東京』*2とか、
ここでも紹介されてたんだね、とか。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
斎藤明美最後の日本人 (新潮文庫)』(新潮社)
三谷幸喜清須会議 (幻冬舎文庫)』(幻冬舎


清洲会議』文庫化したかー。
帯が、上下にめちゃくちゃ長くて、
実際の本をほとんど覆いつくすカバーのような。
映画のキャストの写真がびっしり。目を引くね。


買うに至らないまでも、(←理由は金欠だったりもするが)
その本が気になっている、ということを自他にアピールするのが、
この「気になる新刊」という項目だ。