高橋さんと柴田さん
具体的に何の花かはわかりませんが、
たぶん植物のにおい、春のにおい。
もしくは、たんなる空気のぬくもり。
沈丁花とはまた別のにおい。
読了。
柴田元幸、高橋源一郎『柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方』(河出書房新社)
僕の場合、村上春樹さんについて、とにかく純文学の文章が気持ちよくていいんだという、まずはそこから入ったわけです(p.80)
ここがちょっとわかりにくかった。春樹は、
「純文学の文章が気持ちよくて、いいもんだ」と、
思っているってこと?そんな春樹のそばに付いて翻訳して、
そのような価値観を学んだ、ということ?
いやー、でもね、一気に読んでしまいましたよ。
綿矢りさを読みたくなりました。
これまた、次なる本への道しるべ。