絶命した葉を一枚

考える人 2008年 08月号 [雑誌]


読了。
大橋悦夫『LIVE HACKS! [ライブハックス!]』(ゴマブックス


気になる新刊。
考える人 2008年 08月号 [雑誌]』(新潮社)
藤岡和賀夫:著、杉全泰:撮影『忘れがたき 東京 (レッドブック―絶滅のおそれのある懐かしい日本の風景)』(角川学芸出版


『考える人』、特集「小説より奇なり!自伝、評伝、日記を読もう」。
ゴーストライターについての永江朗の記事や、
鶴見俊輔高野文子の対談「幾何学と漫画」など。
木内達朗の漫画「チキュウズィン」は立ち読み。
面白かった。


『忘れがたき東京』 絶滅危惧種になぞらえて、
東京の絶滅しそうな風景を写真に残す、といった本。
こういう東京本って、あんまりぴんとこない絵が多いのだが、
この本に載っている写真は、知っている景色って感じがした。


藤岡和賀夫は、『残したいね日本の風景』の人。*1
ミスター電通なんだって。*2


車中のとも。
安藤宏太宰治 弱さを演じるということ (ちくま新書)』(筑摩書房
引用される太宰治の言葉を読んで、
ああ、この人の文章、好きだったなあ、
と思い出す。息絶えて、言葉が残り。