真夜中のダンボール
夜中にファミリーマートにダンボールをもらいに行く。
「明日の9時に店長が来るので、店長に頼んで下さい」
40過ぎくらいのおっさん。あと7時間くらいか。
「わかりました、その頃、また来ます」二度と行かない。
次のコンビニ目指し、家を通り過ぎ、歩く、歩く。
眠くなる。ローソンだ。床清掃中。悪夢だ。
セブンに行く。3人の男店員たちが、
みんなで雑誌の梱包と格闘中。
「こちらでお待ちください」と言われて、待つ。
待つ。待つ。なかなか来ない。待つ。待つ。
やっと戻ってくる。たくさん持っている。
「大小、織り交ぜときました。引越しがんばってください!」
もうそんなに若くない、というか俺より年上だろうおじさん、
ありがとう。あんた、コンビニ店員の鑑だよ。
もう引っ越しちゃうけど、出来ることなら、
また買い物に来てあげたいよ!
やっぱりちょっと多すぎて、途中なんども持ち変える。
暗い暗い道を歩きながら、いま襲われたら、逃げられねぇ、
とか思って、むやみにあたりを警戒してみたり。
誰にも襲われないまま、部屋に到着した。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
奥田英朗『泳いで帰れ (光文社文庫)』(光文社)
本馬英治『岬バーガー』(リトル・モア)
今一生『社会起業家に学べ! (アスキー新書 69)』(アスキー・メディアワークス)
榊原英資『没落からの逆転―グローバル時代の差別化戦略』(中央公論新社)
佐藤史朗『記者魂 キミは社会部記者を見たか』(講談社)
齋藤孝『ロングセラーの発想力―売れる!アイデアが身につく』(ダイヤモンド社)
『社会起業家に学べ』 帯に、山口絵理子の写真。
本文中でも、紹介されてます。気になるね。*1
*1:山口絵理子『裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記 (講談社BIZ)』(講談社)