記憶とアイデンティティー、別人問題。

蒼井優 今日、このごろ。


部屋に閉じこもっているのも不健康なので、
定期券で新宿へ出る。セルフの安っぽい飯屋で、
夕飯を取る。本屋さんで、うろうろ。背表紙を見ながら、
ときに本をぱらぱらしながら、考え事。ふむふむ。


悩み事をしばし忘れることは、難しくない。
問題は、忘れることで何かを腐らせないかどうか、だ。
忘れちゃって、いいのかい?わからない。
忘れられちゃっていることは、確かだ。


購入。
蒼井優蒼井優 今日、このごろ。』(宝島社)
大橋悦夫『LIVE HACKS! [ライブハックス!]』(ゴマブックス


結局、すぐに買うことになってしまった蒼井優の。
シュリンクしてあったから、なんか、安心しちゃったのか。
手の届かない人への恋心が育っていかないように、
こういう本は買わないようにしていたんだけどなぁ。


ようやく、ここまで来ました。
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]
グッバイ、アナキン。

私のことを忘れてしまったあの人は、もう、あの人とは別人なのだ、という発想。自らすすんで忘れてしまったということは、私のことを愛していたあの人を、殺してしまった、ということになるのではないか。私の大好きなあの人を殺した張本人の隣りで、それはそれは、寝苦しい夜を過ごすに決まっている。おんなじ顔でおんなじ声で、寝言を言う。事件の核心を告げやしないかと、どきどきしてしまう。歯軋りをしているのは殺されたあの人なのか、殺したあの人なのか。