積読麻痺

NHK きょうの料理ビギナーズ 2007年 10月号 [雑誌]


気になる新刊。
佐野之彦『N響80年全記録』(文藝春秋
NHK きょうの料理ビギナーズ 2007年 10月号 [雑誌]』(日本放送出版協会
市川智子『愛と哀しみのル・コルビュジエ (建築文化シナジー)』(彰国社
アコナイトレコード『新明快! 困ったときのベタ辞典 (笑のクスリ)』(大和書房)
大塚愛大塚 愛 作品集 「LOVE WORLD」』(シンコーミュージック
井山弘幸笑いの方程式―あのネタはなぜ受けるのか (DOJIN選書 10)』(化学同人


きょうの料理ビギナーズ』パスタ特集ですね。
ていうか、夏野菜の号、開いてもいない。とほほ。


車中のとも。
佐々木正悟ライフハックス心理学 みるみる「やる気」と「時間」を引き出す43の方法』(アスキー
「疲れすぎているときはまず寝る」(p.57)
よくぞ、言ってくれた!という感じ。


その他、「選択麻痺」「観察学習」など、
気になるトピックいくつか。


何かを選ぶときに、選択肢や選択肢についての情報が多すぎて、
どれかひとつに絞れない状態を選択麻痺というらしい。(p.62)
誰が言ってるんだろ、と思って、ぐぐってみた。


辰巳渚「ものごとの損得が見極めにくい時代」がひっかかる。
ここでは「自分の把握・理解できる情報量を超えると『選択麻痺』に陥る」とある。
別に、心理学の用語としてあるわけではないみたいだ。


・・・と思ったが、佐々木正悟アメリカで心理学やってた人だから、
まだ翻訳されてない心理学用語で「選択麻痺」ってのがあるのやもね。
直接、著者にメールで問い合わせてみればいいじゃんね。


まぁ、いいや。
で、情報が多くて選択できないままになってしまうとき、
有効なハックとして「決断を人に決めてもらう」というのが提案されている。
場合によっては、すごくいい方法だと思った。たとえば、どんなときがあるかな。


あれだ、夕飯なにを食べよう、って決められないとき。
デート、どこに行こう、って決められないとき。
テレビ、なに見よう、って決められないとき。
積読本、どれ読もう、って決められないとき。


決められないことを逆手にとって断念する方がいい場合もあるんじゃないかしら。
お金がないのに、欲しい本がたくさんあって逡巡しているとき。
お金がないのに、iPodのスピーカーを買おうとしてどれがいいか決めかねているとき。


・・・お金がないときってことだね!