ねぇ、わかった?

自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)


雨が降ったな。
バイト帰りに、本屋をうろつく。
電車に乗り、浦安に帰ってきて、
また本屋に入る。うろつく。


車中のとも。
デビッドアレン、David Allen、田口元『ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則』(二見書房)


購入。
藤井孝一『投資効率を100倍高める ビジネス選書&読書術』(日本実業出版社
指南役『「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる』(大和書房)
村上悟『問題解決を「見える化」する本』(中経出版


何かに巻き込まれたように買いこんでしまった。
藤井孝一は、かの「週末起業」の提唱者ですな。
「漂流しない書店の歩き方」や「読書レポートの作り方」
あたりが気になって、買ってしまったわ。


指南役は『キミがこの本を買ったワケ』なんて、
憎たらしいタイトルの本を出した人だけれど、
あれって、結局、売れたのかしらん。
今回のタイトルは、まあ、ありそうな感じ。
中身は、どうだ?


『問題解決』は、中経さんのカラー本。
自分の考えをまとめる技術―5つの図で整理する』みたいに、
頭の整理のための、空欄を用意してもらえるかな。


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
桶谷功『「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング』(ダイヤモンド社
高橋暁子『ミクシィをやめる前に読む本―トラブルを回避する69のツボ』(双葉社
鈴木将司『ヤフー!・グーグルSEO対策テクニック 第2版』(翔泳社
目黒考二本の雑誌風雲録[新装改訂版]』(本の雑誌社
つげ義春つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む (ちくま文庫)』(筑摩書房
なぎら健壱絶滅食堂で逢いましょう―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店』(徳間書店
坂本雄次『ゼロからのフルマラソン (祥伝社新書132)』(祥伝社
池内紀ひとつとなりの山 (光文社新書)』(光文社)
木田元なにもかも小林秀雄に教わった (文春新書)』(文藝春秋
季刊 真夜中 No.3 2008 Early Winter 特集:ポートレイト この人を見よ』(リトル・モア
神田神保町古書街 2009 (毎日ムック)』(毎日新聞社
椰月美智子『超短編を含む短編集 みきわめ検定』(講談社
椰月美智子『超短編を含む短編集 枝付き干し葡萄とワイングラス』(講談社
清水良典『MURAKAMI―龍と春樹の時代 (幻冬舎新書)』(幻冬舎
山崎まゆみだから混浴はやめられない (新潮新書)』(新潮社)
大塚英志ストーリーメーカー 創作のための物語論 (アスキー新書 84)』(アスキー・メディアワークス
藤原智美検索バカ (朝日新書)』(朝日新聞出版社)
矢野りん『デザインのへそ デザインの基礎体力を上げる50の仕事術』(MdN)


本の雑誌風雲録』角川文庫のは絶版なのかな。
書き下ろしも入ってるらしい。早く文庫にならな・・・。
ねじ式』これは、けっこう新潮文庫で読んだのが入ってる。
わりと、読み散らかしちゃったからなぁ、つげは。


『絶滅食堂』なぎら健壱は、いい顔してるよなぁ。
『ひとつとなりの山』ひらがなの多いすてきなタイトル。
池内紀のイラストもいいですよ。


神田神保町古書街』ここ数年買わなくなっちゃったけど、
こういうのって、毎年買うからいいんだろうなあ。
岡崎武志が下北沢の古本屋さんについて書いてます。
大塚英志の本は、小説を書くためではなくて、
頭の水道管工事みたいな効果があるような気がする。


食後のとも。
阿部謹也自分のなかに歴史をよむ (ちくま文庫)』(ちくま文庫


飯食って、布団にごろーってしたときに、
なんか読みたいような、読みたくないような、
って手を伸ばしたところにあったので、
寝転んだまま読んでみたら、面白い。

「解る」ということはただ知ること以上に自分の人格にかかわってくる何かなので、そのような「解る」体験をすれば、自分自身が何がしかは変わるはずだとも思えるのです。(p.22)