作家と読者のクロニクル
気になる新刊。
萩本欽一『欽言力』(日本文芸社)
『散歩の達人 2007年 09月号 [雑誌]』(交通新聞社)
『散歩の達人』特集は「レトロ浪漫生活荻窪・西荻窪」。
読了。
河合隼雄、村上春樹『村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)』(新潮文庫)
最近は翻訳をやっていても、自分が作家として何かを学びとるというダイナミズムがだんだん減ってきたように思うんです。(p.52)
この対談は1995年11月に行われたそうだが、
『翻訳夜話 (文春新書)』や『翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)』などでは、
翻訳をすることで学ぶことが多い、みたいな発言が印象に残っている。
そういう時期もあった、ということなのか、あるいは河合隼雄との対談以降、
再び、村上春樹の翻訳意識になにかしら改まるところがあったのか。
そろそろ『アンダーグラウンド (講談社文庫)』も、読めるかもしれない。