追いかけて読め。

インタビューの真似事をする機会があったので、
久しぶりに読み返してみた。面白い。
最近、永江朗の本がたくさん出ているし、
実際、買ったりもしているのだけれど、
同じ人の本を追いかけて読んでいくと、
一冊ずつで読んだときにもまして、
重層的に理解できるような気がしてくる。
インタビュー術! (講談社現代新書)』(講談社現代新書


こう考えるのはきっと、齋藤孝の影響でもあるのだろう。
短期間でたくさん本を出しているから、ってわけでもなかろうが、
あまりいい評判を聞かない齋藤孝。全著作を読んだわけではないが、
身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生 (NHKブックス)』(NHKブックス)など、
僕には共感できる話がけっこうある。


質問力―話し上手はここがちがう』(筑摩書房
インタビューがらみで読み返している。二度目だが、面白い。
斎藤孝は自分の説明に関連した書籍の紹介がうまいと思う。
『話し上手聞き上手』(新潮社)とか、読みたくなった。


コミュニケーション力 (岩波新書)』(岩波新書
おととい読了。(←おととい書けよ)
「家族であるからには、コミュニケーションする、いわば義務がある」(p.50)
という文章には首をひねったが、身体感覚に根ざした部分には共感する。
第2章の終わりの「沈黙の質」についての話が面白かった。


ま、そんなわけで、ここ数日は永江朗齋藤孝、か。