誰がために父はいる

誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論

 

今日はまた、大阪へ。

トイさんはお昼からだから、

その前に紀伊國屋書店

 

購入。

松本俊彦『誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論』(みすず書房

 

この本を知ったのは、みすず読書アンケート号2022だったか。

何人もの人が挙げていたので、嫌でも目についた。(嫌ではない)

それから、青山ゆみこさんがときどき、

絶賛ツイートしていたのも、見た。*1

 

手に取ったのは初めてか。実物を見たことは、

あったはずだが、買うに至っていなかった。

冒頭をほんの少し読んで、買うに至った。

 

トイさんに向かったが、なんとなく暗い階段の上り口。

よく見ると、というか初めて気づいたのだが、

ビルの中のお店の「開店状況」を示す札が、

トイさんのところ、オープンになってない。

 

念のために店の前に行くも、やはりやってない。

ふと、待賢ブックセンターのハガキを見つけたので、

それをもらって、またビルの外へ出た。歩こう。

Tとの猛烈なLINE ラリーに実況中継を投下しながら、

カロさんまで歩いた。エレベーターで5階。

そうか、5階だったか。ここに前に来たのは、

何年前なのか。10年以上前じゃないのか。

 

ところが、ドアの向こうは、暗かった。

既視感。ていうか、さっきOSKビルで体験した。

再びエレベーターで地上におりる。スマホ検索。

月曜定休。理解。

 

お腹がすいた、トイレも行きたい。歩け、歩け。

途中の商業施設でトイレを借りた。空腹は見失った。

OSKビルに戻ってきた。札は裏返されていた。

看板も出ていた。あんしん、あんしん。

 

購入。toi books 。

ニック・ドルナソ、藤井光『アクティング・クラス』(早川書房

筒井康隆文学部唯野教授 (岩波現代文庫)』(岩波書店

 

またもやイスに座らせてもらって、

話を聞いてもらう。

 

他のお客さんが来たところで、

お礼を言って、え、お礼を言ったかしら、

お礼を言う心持ちでもって、廊下へ出た。

時計を見た。子どもとの待ち合わせには、

間に合わない時間になっていた。

 

父は、急いで奈良に帰った。