須賀敦子と、もう少し
ゆうべ遅かったので、
だいぶ眠い。妻に声をかけられて、
なんとかふとんから這い出て出勤。
昨日はあわただしく早退してしまったので、
送品表を印刷してくるのを忘れていた。
それならば仕方ない、仕方ない、と、
鼻歌まじりに文庫をとりいだす。
車中のとも。
大竹昭子『須賀敦子の旅路 ミラノ・ヴェネツィア・ローマ、そして東京 (文春文庫)』(文藝春秋)
素直にこの本にした。松山巖が日本で須賀の面影を探したように、
大竹昭子はミラノで須賀の足跡をたどっている。『須賀敦子の方へ』*1であまり語られていなかった、
海外での須賀敦子の様子を読むのが楽しみだ。
*1:松山巖『須賀敦子の方へ (新潮文庫)』(新潮社)