さよならアニキ、よろしくね未来

さよなら未来――エディターズ・クロニクル 2010-2017


ゆうべも遅かったので眠い。
送品表チェックした後は眠ってしまった。
今朝も小走りアニキと近鉄線で一緒になったのだが、
鶴橋で降りなかった。こないだも、降りなかったときがあった。
おそらく、勤務地の変更があったのだろう。もう一緒に、
2分乗換えを共に走ることはない。なに、この感傷。
「今は、ゆっくり立つとき」*1のときもおそらく、
空いた端の席に移動しただけだったんだろうな。


アニキのいないホームにて、
まだホットの売っている自販機でカフェオレ(温)を買う。
今朝はまた、寒い。


車中のとも。
大竹昭子須賀敦子の旅路 ミラノ・ヴェネツィア・ローマ、そして東京 (文春文庫)』(文藝春秋

そこにペッピーノさんがいて、少し離れたここにリッカ夫人が座ってまして、リッカ夫人がね、ずっとうっとりとした表情でペッピーノさんのことを眺めてらしたんです。こうやってね(p.70)


須賀敦子のうっとりした表情について知っている82歳の修道女が、
大竹さんにそのことを実演して伝えてくれる奇跡。


「ボンピアーニ一族」読んだ。面白い。
大竹さんもイタリア語できるのかしら。


改めて、松山巖の本とはまた別の、
イタリアでの須賀敦子の軌跡に光があてられたことを、
ありがたいことだと思ったり。(←誰目線?)


うっすらと欲しい本があって、
その欲しい気持ちを確かなものにするために、
ツイッターで検索してみたりもする。
あなたのつぶやきが、
ぼくの財布を、
軽くする。


気になる新刊。
東京人 2018年 06 月号 [雑誌]』(都市出版


『曇天記』*2刊行記念の堀江敏幸鈴木理策対談を立ち読みしてしまった。


購入。啓林堂書店奈良店。
若林恵さよなら未来――エディターズ・クロニクル 2010-2017』(岩波書店


財布は軽くなったが、荷物は重くなりました。
足取りは軽いです。

*1:今は、ゆっくり立つとき:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20180423

*2:堀江敏幸曇天記』(都市出版