お探しの本へ、ご案内いたします

BOOK BAR: お好みの本、あります。


旅の疲れもあるけれど、
なんとか目が覚め、家を出た。
昨日の夜、駅前で買っておいたパンをふたつ、
鞄に忍ばせて、駅へと向かう。


送品表をチェックして、
文庫を取り出す。乗換えを挟んで、
読み終えた。


読了。
山田ズーニーおとなの小論文教室。 (河出文庫)』(河出書房新社

 では、私はどうか、と考えました。私は、自分が置かれた状況を、ちゃんとわかっているか?
 私は、日々、訪れては消えるチャンスを生かしきれているのか?(p.209)


インフルエンザにやられたスタッフの代理を探すなどして、
ずるずると遅くなる。家で待っている人がいないということは、
こんなにも働き方に影響を与えるものかよ。


購入。
對馬陽一郎『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』(翔泳社


車中のとも。
辰濃和男ぼんやりの時間 (岩波新書)』(岩波書店


購入。ジュンク堂書店奈良店。
湯川豊一度は読んでおきたい現代の名短篇 (小学館新書)』(小学館


小説案内の本は、そこで紹介されている小説を読んでいないとき、
果たして楽しく読めるのだろうかという不安がついてまわる。
ネタバレもなく、読みたい心だけを刺激されて、願わくば、
その案内に導かれてその小説自体へと手を伸ばせたら。


閉店間際の、奈良店にて。
ちくま新書の目録もいただきました。


気になる新刊。
杏、大倉眞一郎『BOOK BAR: お好みの本、あります。』(新潮社)
中村明『文章表現のための 辞典活用法』(東京堂出版
若松英輔幸福論』(亜紀書房


『BOOK BAR』、こちらも、本を紹介している本。
もともと、ラジオ番組みたい。ひとつひとつの紹介は、
ごくごく短い。対談形式なので、読みやすい。ここでもまた、
『この紹介のされ方で、本を読みたくなるのか、この本自体を楽しめるのか』
ということが、問題になってまいります。でも、ネタバレとかには、
けっこう気を使っているっぽいし、取り上げている本の幅が広く、
知らなかった本を知るきっかけには良さそうだな。
読みたくなるかは、べつだけれども。


稔さんやスナガワさんあたりと、
こういう本をきっかけにしておしゃべりするラジオとか、
やってみたいなぁ。


スーパーで、安くなっている寿司などを買って、家でひとり、
気楽な夕飯。風呂に入り、シンクに残されている皿を洗うか迷っている。