休配日の喜びと悲しみ

休配日。
ゆうべ遅かったので、ゆっくり寝てしまう。
妻が起きて朝の準備を始めてしまえば、
多少は手伝わざるを得ず。洗濯機だけ、
回してこそこそ逃げるように外へ。


車中のとも。
山村修増補 遅読のすすめ (ちくま文庫)』(筑摩書房


辻由美『翻訳史のプロムナード』(みすず書房*1が面白そう。


休配日のお楽しみ。
トーストとコーヒーと読書。


コーヒーのとも。
山村修増補 遅読のすすめ (ちくま文庫)』(筑摩書房


『マレー諸島』、『喝食抄』の書評を。この短さが凄い。
短いのに、読みごたえがある。一編で止めて顔をあげたくなる読みごたえ、
でもうっかりふたつ、みっつと読み進めてしまうと今度は止められなくなる。
『昭和の碁』気になる。江崎誠致、知らない。


荷物がないのでシフトも変則的、レジに多めに入ってる。
いつもの土曜より客足早めながら、殺気立たない程度の混み具合。
レジ数+1の要員で、問い合わせに応えつつ幼年誌をくくる作業。
ご案内した棚で望んでいたような本があったらしくガッツポーズを連発する少女に、
元気をもらう。そんなに喜んでくれてぼくも嬉しいよ。


12月の最初の土曜日、音盤大學やおひさまピンポンズや、
各地で幸福な時間が流れていることでしょう。よきかな、よきかな。


夜、鬱屈した気持ちを持て余して、眠れず、
残っていた文庫を読み干してなお、眠れず。


読了。
山村修増補 遅読のすすめ (ちくま文庫)』(筑摩書房