その本、温めますか
駅構内の売店で飲み物とパンを買う。
昨日と同じお姉さんだったが、今日は、
「温めますか」と言わなかった。昨日は、
言われてギョッとしたのだった。
ついうっかりだったのだろうか。
そう言えば、夜明け前の伴走者も、今日はいなかった。
昨日のいろいろは、すべて夢だったのだろうか。
確かにあの衝撃は、夢のようでもあった。
そんなやりとりなどなかったように、
今日もわたしたちはまるで初めて会ったかのように、
お金と商品とを交換して、お別れした。
車中のとも。
山村修『増補 遅読のすすめ (ちくま文庫)』(筑摩書房)
江藤淳の話とチェーホフ。山田稔編『チェーホフ短篇と手紙』(みすず書房)*1も、
知らない。
休配前日なので、ほぼ定時退勤できた。上出来。
ベニヤさんで本を買ってから一度帰宅。
米を炊いてお迎えに向かう。
購入。ベニヤ書店。
高橋源一郎、鷲田清一、長谷部恭男、伊藤比呂美『読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ』(岩波書店)
しかしこの路地の暗さは気が滅入るな。
幼児にはいかほどの怖さか。
遅いお迎えを、許せよ。