思い出を噛みながら

かかわり方のまなび方


月曜日。
駅の売店で菓子パンとガムを買う。
このガムを噛むと、父親からもらって食べたときの感じを思い出す。
必ずしも正確な記憶ではないのだが、父の気配を感じる。


車中のとも。
西村佳哲かかわり方のまなび方』(筑摩書房


文庫は、食卓の上に、微妙に妻におすすめする形で置かれている。
ので、今回は単行本を持ってきた。毎度思うが西村さんの本の構成は独特で、
いつも見逃し三振を喫する気がする。まえがきの前に、て何ですかよ。
しかも西原由記子さんとの対話がまた豪速球。


足がだるい感じで、夕方くらいにふにゃふにゃな気持ちになってしまった。
「足腰が大事」みたいなことを、先輩に言われたようだが、
鼓膜もふにゃふにゃになっていたのか、
よく聞きとれなかった。


早々に退勤。


車中のとも。
西村佳哲かかわり方のまなび方』(筑摩書房

たとえば病院なら、「どんな医療行為を行うか」ではなく「患者をどんな存在として捉えて、どのような立場で関係を持つか」ということ。(p.74)


たとえば「書店」なら、どうだろう。
「どんな棚をつくるか」ではなく、読者をどんな存在として捉えて、
どのような立場で関係を持つか。


どんな存在、って言われてもなー。
ふにゃふにゃなぼくには、手に負えないや。
ちょっと、また考えておきます。


近鉄奈良でボールペンの替え芯と、
幼児におえかきちょうを買う。